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1月19日午後6時15分頃、Hee-Chungの親友から着信。。

名前を見た瞬間、何か嫌な予感がした。。。

そして予感は当たっていた。。。

“たった今、、、Hee-Chungの、、心臓が、、止まりました。。。”

涙声だった。俺は思わず声が大きくなった。

“え～っっっ！！！？マジで？？本当なの？？？”

もうただただ信じられなかった！数日前に見舞いに行ってるし、午前11時頃に メールの返事を貰ってたから。。

奴は突然逝ってしまった。。。奴が居ない寂しさは永遠に消えないだろう。。。

俺はHee-Chungのドラムやアンダーグラウンドシーンに対する姿勢をリスペクト していた。

恐らくこんな台詞が彼を表現するヒントになるだろう。

“24時間ドラムの事を考えている男”、“ドラム馬鹿！”、“ドラム中毒”。。。

彼はそんなタイプの男だった。

俺は彼がジャカルタでのObscene Extreme Asia 2013でプレイすることを誇りに 思っていた事を思い出す。

彼はあのフェスを心から楽しんでいる様だった。俺は彼とホテルが同部屋だった ので、寝る前に色々話し込んだ。

忘れられない思い出だ。彼はフェス翌日にレコーディングが決まった時も嬉しそ うだった。

これは現地で急遽決まったのだが、お決まりの観光よりドラムを叩ける方が良 かったのだろう！

だが、そんなドラム小僧に病魔が忍び寄って来ていた。。。

同年10月の韓国ソウルでの2デイズはキツイ仕事だったと思う。

彼は出国前から酷い肩の痛みと闘っていた。。状況は悪化して行き、翌年3月の Obscene Extreme Asia東京。。

俺は言いたい。“彼の肩のコンディションで、あんなに激しいドラムを叩くのは 奇跡的だった”と。。

彼はやり遂げた。全く凄い男だ！！そして彼の最後のライブと成った3月23日の 岐阜。。。

彼は包帯で腕を吊って現れた。。まるで骨折患者の様だった。。。

だから俺はライブ開始直前に、“ドラマーの肩の状態が酷いから、演奏がSTOPし ちゃって、それ以上PLAY出来なくなるかも知れない”とアナウ ンスした。。。し かし彼は叩き切った！！とにかく信じられない事を成し遂げたんだ！

彼はサムライだった！！

ちなみに、後日彼は“やっぱり、キャンセルせずにやって良かったです！”と言っ てたよ。

病院での約９ヶ月に及ぶストレスの溜まる、激しい痛みを伴なう闘病 生活の 後、残念ながら彼の“身体”は別世界に召されてしまったが、彼の“精神”はいつで も俺達と一緒だ！彼は最後まで諦めなかった。彼はいつも復帰後の計 画を語っ ていた。

俺はHee-Chungとバンドをやってる事を誇りに思っていた。（今でも！）

オマエは本当に凄い男だったよ！（今でもな！）ありがとう！！！

UNHOLY GRAVEは、このライブを、鈴木"ひーちゃん" 教弘さんに捧げます。

この機会を与えてくれたCURBY氏に深く感謝します。

今回はHee-Chungのドラム仲間で良きライバルでも有った"TEMI"氏(屍/Vektor /Guevnna)が叩きます。

この難しい時期にヘルプドラマーとして支えてくれている"KAZU"山田氏、"TEMI" 山口氏に深く御礼申し上げます。

みんな、本当にありがとう！君達は侍ドラマーだ！！

感謝と敬意を込めて、

TAKAHO/Unholy Grave